日別アーカイブ: 2013年7月9日

ウリ坊

★本日のスナップは、先日捕獲された「野生イノシシ」の子供(通称 ウリ坊)です。生きたままで捕獲(生け捕り)されることは珍しく、親にはぐれたイノシシの子供の生存率は、低いといわれています。これが野生シカであれば、まず育たないでしょうね!ストレスや食べ物などが影響してくるのです。

・筆者の記憶では、過去2~3度捕獲して育てた例を知っていますが、その全てが育ちませんでしたねえ。先ほど「管理者?」=飼育中 の、橋村健治(豊田・菊川猟友会長)=弊社営業部長 にTELして聞いたところ、元気に生きているとのことでした。このイノシシは、2ヶ月前、西長野(石町)地区の、名郷さんが素手にて捕獲、その後、同地区「春崎幸雄」さんが弊社に持参?されたものです。そのままで逃しても、生存率は低く、育てるのも難しい、タダ、既に1ヶ月前後(捕獲時期)のウリ坊ですから、運よく生きながらえたと思いますね。シカの子ではまず!ダメだったでしょう。

・通常、「巻き狩り」=集団での狩猟 の時でも、この程度のウリ坊は、まず!撃ちませんが、猟犬がくわえてしまい、命を落とすことは多いですね。この「狩猟」ですが、そもそも猟師=ハンターは、遊び心=趣味(ハンティング)でやっているのであります。しかしながら、現在では、余りにも増えすぎて、農作物や山林など、莫大な被害を被っているのが現実ですね。昨今では、年間何頭ほど駆除!ということで、こうなると楽しみやレジャー感覚でのハンティングではありません。通常の人間感覚とは、かなりのズレがあり、ド田舎ならでは、もしくは狩猟関係者のみでの認識であります。(年間駆除目標 500頭以上ですが、シカが多いですね。)下関市区域内

・以前にもコメントしていますが、親父さんそして(筆者の)弟は、ハンター(大道楽)でした。それも結構な腕利きでありました。親父さんは、誤射で即死(30数年前)、弟も誤射で足を負傷したことがあります。自分は、僅かの期間、ハンターの真似事?をしましたが、Syouに会わず、(腕が悪いのと、持ち歩く猟銃が重たくてやっていられない!)5年でやめました。苦笑 まあ、しゃべるほうがSyouに会ったいるのです。重たい銃を持って、道なき道を登ったり降りたり、藪の中をかき分けての云々、この狩猟だけは、好きでなければやっちょられませんね。爆笑 しかし、ずっとハンティングの仲間の中にいますから、Kabachiだけは、専門的であります。

<このウリ坊ですが、まもなく(アト1ヶ月くらい)、自然に帰す(放獣?)そうであります(生後2ヶ月の現在、写真の倍となりキュウリ~生ゴメ~いも類をバクバク)。納屋の中でKorosu訳にも行かず、さりとてこのままでは結局、ストレスで早死にの運命。山に放ち、その後の運命は、誰にも判らないのです。生きながらえるか?それとも猟師(ハンター)の銃の手にかかるか?田や畑をWarusaすることがわかっていても、放さなければならない!この決断は、なんとも表現の仕様がありません。橋村会長の複雑な心境が手に取るように(筆者は)判ります。
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