月別アーカイブ: 2022年11月

JET STREAM(音楽のある風景)から ㈱燈音舎 NO.7

☆ナレーション(秋):城達也

枯れ果てるものは、木の葉だけでなく、、、
散るものも又、木の葉だけでなく、、、
空をふり仰いだ青春の顔や
砂浜に落ちたパラソルの影が
色褪せて行くのも又、同じ秋だという

夏よ。年ごとの我らが片思い
くり言を数えれば、公園に舞い散る
落ち葉の数でも不足だ
日ごと、ふり積もり、足元でしゃがれ声を上げ
風に吹かれて行く
記憶の哀れでも不足だが
それが夢の中で夢を数えた
夏の形見ならば
立ちつくす秋の肩口にとまる
落ち葉を、振り払うまい
ついに届いた、返信不要の
別れの便りなのであるから

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▼ NO/12 小さな喫茶店 / アルフレッド・ハウゼ

『楽曲解説』⇒筆者 転記

正確な作曲年は不明ですが、1930年代の初めに日本へ入ってきた曲です。その時は「カフェの魅惑」という曲名でしたが、ほどなくこの「小さな喫茶店」として、大流行しました。作曲したフレッド・レイモンドはドイツのオペレッタ作曲家ですが、片手間のように作ったこのコンチネンタル・タンゴで名を残すことになろうとは、夢にも思わなかったに違いありません。“それは去年のことでした、、”という日本語の作者は、瀬沼喜久雄によるものです。

〇NO13 日曜はダメよ / ヘルムート・ツァハリアス

『楽曲解説』⇒筆者 転記

1960年のギリシャ映画「日曜はダメよ』の主題歌で、マノス・ハジダキス作詞・作曲しました。アメリカ人のジュールズ・ダッシンが、ギリシャのスター=メリナ・メルクーリを全面に押し出して作った映画で、もちろんメルクーリ自身が歌いましたので、主題歌賞授与の時には誰もが驚いたものでした。

▼NO/14 パーフィディア / ザビア・クガート

『楽曲解説』⇒筆者 転記

1939年にメキシコのマリンバ奏者=アルベルト・ドミンゲスが作曲しました。曲名の意味は“裏切り”で、愛する人の不実に苦しめられる主人公の気持ちがテーマになっています。「ペルフィディア」と言うべきだという論もありますが、昔からトゥルメンタルではこのクガート盤g、歌入りではトリオ・ロス・パンチョスのものが有名です。

「藤本貴司」さんからのコメントです。その 18

「藤本貴司」さんから頂戴したコメントを紹介します。
  2013年12月3日ぶん

「花燃ゆ」2015NHK大河ドラマ(吉田松陰先生妹3人の末っ子「文」の生涯を描いた)本日発表。
一昨日、地元文化協会の歴史講演会(八重の桜と長州)でほぼ内定とのお話がありましたが、本日正式発表です。

便利な世の中になりました。「文」についてのことはネットで大半がわかります。一昔ならば図書館に行っても分からなかったと思います。文さん(久坂玄瑞の妻)はその後「楫取素彦=かとりもとひこ」の妻となれた方です。確か「楫取素彦」先生についてごく最近山口新聞で紹介されていたと思います(こんな素晴らしい山口県人がいたのかと感心して時々読んでいました)。
あとは再来年の大河ドラマをみていただきお楽しみください。

ド田舎社長額縁架け「てごにん」のことこれまたビックリです。
初めてお会いした時「今時の若者にしてはどこか違うな」と感じ、後日一人で額縁架けに黙々参上、昨日の会長ブログみてその理由がわかりました。将来大変頼もしい方ですね。

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「児玉進矢」さんから頂戴したコメントです。
  2022年11月26日ぶん

神奈川県西部に大山という山があります。鳥取県も大山がありますが、神奈川は「おおやま」、鳥取は「だいせん」です。ここは関東平野の西南の縁にあるので、関東平野が一望でき、さらには江ノ島や湘南海岸、反対側には富士山が望める登山者に人気の山で、標高1,251メートルと結構高いんですね。

その大山登山に同世代の友人と共にチャレンジしました。新宿から小田急電車に乗り、伊勢原という駅で降りてバスで登山口に向かい、そこから五合目までケーブルカー。中腹からスタートできるのですが、いきなり鬼のような急勾配の石段を100段ぐらい登る羽目になります。なるほど、山の神がここで生半可な登山者の心をくじき「怪我しないうちに帰りなさい」とブラフをかけているんだな、と勝手に解釈して、「ここさえ抜ければ後は楽なはず」とこれまた楽観的ミスジャッジをして登り続けましたが、山頂までの道はその後もひたすら厳しく、アラカン世代の我々はただただ自らの足元だけを見つめ、無口なクライマーとなって息絶え絶えに1時間半かかって山頂に辿り着いたのでした。

山頂からの絶景を楽しんだ後、この登山の最大の目的地である麓の豆腐料理屋さんを目指して下山です。いまやブランドになった大山豆腐をいただける由緒正しい料理屋さんで美味しいお酒をいただきました。山頂に登った達成感と美味いお酒を飲む悦びで、もうドーパミンがドクドクと分泌されるのを感じました。疲労困憊の後の日本酒の効き具合は抜群で、帰りのバスでは一言も喋らないうちに全員安らかな眠りにつきました。