日別アーカイブ: 2022年11月26日

JET STREAM(音楽のある風景)から ㈱燈音舎 NO.6

☆ナレーション :城達也

もう怖がることはない、夕暮れの娘たち
お前の湖畔の散歩道には
マロニエの花房が白い燭台の火を、無数に灯しているのだから
船出してしまった、お前の花の河岸
セーヌ川の船着き場に、寄り集うはしけ船を
逢い引きのたびに見つめて
ほとんど読み取れない船の名が
お前の不安な旅のようであったが、、、

行きつ戻りつ、つづり終えた
晴れの日の旅立ちの書類
もう、振り返ることはない
彼らは判ってくれるはずだ
お前のいない並木道にも
満開のマロニエの花が咲いていて、、、

◎NO・11 愛の讃歌  カーメン・キャバレロ

『楽曲解説』⇒筆者 転記
1949年にエディット・ピアフ(詞)とマルグリット・モノウ(曲)が作り、ピアフが歌って彼女の代表曲になりました。もっとも、モノウの名を借りただけで、実際には作曲もピアフ自身がした、という説もあるようです。ピアフの曲であるとか、シャンソンであるとかいう狭い範囲ではなく、ポピュラー音楽全体を代表するスタンダード曲といえるでしょう。英語詞を付け、ブレンダ・リーが歌ってヒットしたのも忘れられません。