日別アーカイブ: 2016年1月4日

映画「杉原千畝」(すぎはら ちうね) 原題「ペルソナ ノン グラータ」

《独り言》昨夜の遅く、21:20上映開始の「杉原千畝」の映画を観にいきました。( シネマ・スクェア7 フジグラン宇部2F)。現在の処、家を追い出されているため一人(寂しい?)映画鑑賞となりました。「杉原千畝」について、大雑把な認識はありました。テレビのクイズ番組でも正確に読み方(特に千畝=ちうね)が出来ましたし、多くのユダヤ人を助けた!(日本の通過ビザを発給し続けた)ことは知っていました。原題が「ペルソナ ノン グラータ」と聞いて、一瞬!はっとしたのです。その詳しい意味すら、考えたことも無かったからです。結論的には、「好ましからざる人物」と言うラテン語であることが判明しました。実は、筆者の次男(孝之=弊社社長)の配偶者の父親のペンネームが(ずばり) 「 ペルソナ   ノン   グラータ」 そのものだったのです。実は(当時)ブログがありまして、最後まで居住地や氏名など明かさず、ペルソナさん!とネットでは呼ばれていたのです(ブログではハンドルネーム)。既に故人となりましたが、筆者の高校時代の同級生なのですね。そう思えば、(敢えて)そのようなペンネームにした真意が、なるほど!と改めて判った次第であります。能力的にも、ひょっとすると(官能小説)作家「豊田行二」(渡邉修造)さん(故人)にも匹敵するくらいの(そちらでの)有名作家になったやも知れないくらいの逸材だったのです。下関西では、常時50番前後の成績でしたから「九州大」「広島大」は軽く射程距離、何でも「東北大:医学部」を受けて、身体の事情で合格しなかった(爆笑もの)?当時の下関西のレベルは、現在とは異なり、かなりハイレベルでしたからね。

・話は脱線しましたが、この映画、特にあらすじ(杉原千畝の業績など)に初めて触れる鑑賞者の皆様は、ある意味では感動的な映画かもしれません。映画ですから(もっと)刺激的な表し方があったのでは!それと主演の「唐沢寿明」の起用がイマイチだったような気がしましたね。「伊勢谷友介」だったら、もっともっと面白かったかも?知れません。映画「十三人の刺客」で山の民(山猿)役、NHKドラマ「白洲次郎」役でも好演しましたからねえ。この前の「花燃ゆ」の「吉田松陰:先生」役も中々でした。(体型的に??無理かな?)

・杉原千畝の名前「千畝」=ちうね(映画の中では現地外国人に「せんぽ」と呼ばせていました) に、どこと無く名前の由来が気に掛かっていました。千(せん)の畝(ぽ=うね)この地方では「うねを造る うねを耕す」などと使いますが、一反の10分の1が一畝(いっせ)ですね。杉原千畝のお父さんが、仕事で赴任した土地に「千畝」と言う呼び名が(地名かどうか?)あったとか(税務署の職員)、、俗に言う「棚田」~「千枚田」いわゆる面積の小さい田んぼがあった地域で生まれたのでしょう。我々の時代は「何坪?」のほうが良くわかります。1歩(いちぶ)→一畝(いっせ)→一反(いったん)→一町(いっちょう)現在でも十分通用する面積の表し方ですが、まあ「一反」が約300坪ですから換算すると良くわかります。ですから「一畝」(いっせ)、もしくは(ひとうね)は30坪の田んぼ(畑~土地)と言うことになります。一坪に3.3をかけると㎡(平方メートル)になりますから(弊社の土地は約400坪=1320㎡ 母親から相続したもの)★参考 一畝は30歩 一歩はおおよそ一坪 だったと思います。千畝=結果、三万坪になりますが、千の畝ですから、たくさんある(小さな)田んぼと言う意味でしょう。

・余談ですが、前にも紹介したことがある「矢岳」=やたけ と言う変わった名前の持ち主が、当町内にいるんです(有村矢岳君)。やはりお父様が転勤族で、(高千穂峰の矢岳を登山の折)ここの素晴らしい景観に感動され、生まれてきた長男につけた名前だと伺っています。★肥薩線 大畑駅(おこば)=熊本県人吉市ー矢岳駅(やたけ)ー真幸駅(まさき)=宮崎県えびの市 矢岳駅も熊本県人吉市ですが、(宮崎県と熊本県)いわゆる県境地域ですね。(『青春18きっぷ』 による各駅停車:鈍行旅行のお陰です。)