☆ナレーション『日没の地平線』 :城達也
かって、日没の地平を目指して旅をした人がいて
地の果ての山なみのアメリカ杉や、ユーカリの森の向こうに
これはどれほどの夢を見た空だというのか
ついに眠ることもなく、晴れ渡り
輝き渡る大地にたどり着いたのであったろう
今もなお、カリフォルニア州の日差しの下で
人々は、あの長い渇きに似た熱風の記憶を
生き続けているというのだ
=======
◎故郷の人々(スワニー河) / マントヴァーニ
『楽曲解説』
1851年に“アメリカ民謡の父”として今日も広く親しまれている、スティーブン・コリンズ・フォスターが作曲しました。今は「故郷の人々」が正式な曲名と思われていますが、作曲した時は兄モスリンと地図を見ながら、語感のいい「スワニー河」にしたそうです。つまり作者は、実際にスワニー河に行ったわけでもなかったわけですね。それが現在フロリダ州の州歌になっているのですから、面白い話です。
▽グリーンアイズ / カーメン・キャバレロ
1929年にキューバのピアニスト、ニロ・メネンデスが作詞しました。初めはアドルフォ・ウトレラの歌詞が付いた歌曲だったようですが、今日はその親しみやすいメロディーが好れて、ルンバやボレロの曲のイメージが濃くなっているようです。「グリーンアイズ」は言うまでもなく英語曲名ですが、原題のスペイン語も“あの緑の瞳”ですから、印象的な瞳をテーマにした恋歌であることには変わりありません。
=======
「後山邦秋」さんから頂戴したコメントです。
2023年1月10日ぶん
若い頃から、本が好きで独身の頃は、本に囲まれた狭い部屋で寝起きしてました。音楽はある意味 生業としてやって来ましたが、読書好きは、この歳になっても変わること無く、毎月かなりの本を読破しています。
最近読んだ本ですが、「河合雅司」さんの“未来の年表” 「田坂広志」さんの“死は存在しない” 「和田秀樹」さんの “70歳が老化の分かれ道”
養女「小田貴月(たか)」さんの “高倉健の美学”、など~~ 時間さえ有れば、常に本を読んでますね。
浅学非才の私ですが、読書のおかげで、引き出しも増えました。ジャンルは多岐に渡りますが、興味深い本は、必ず読むようにしてきました。本は、私を自分探しの度に旅に誘ってくれます。宗教、哲学、歴史、エッセイ、未だ~~知らない事がたくさん有ります。
読書は単なる知識の積み重ねではなく、知識を知恵に変える所にその意義があると思っています。
会長とよく座談会をさせて頂きますが、会長の博学にはいつも脱帽です。会長との会話には、生きてきた知恵が詰まってますから、座談会が楽しいですね。かれこれ10年近く続いていますが、飽きる事は有りません。これからも 機会ある毎に、対話を続けて行きたいと願っています!
人生は、生涯学びの連続です。鳥肌の立つような人に出会う喜びと感動は言葉になりません。今、「立花隆」さんの本を貪り読んでます。“臨死体験” 面白いですよ。