「ド田舎会長」~まだまだ元気ですよ!  a

「児玉進矢」さんから頂戴したコメントです。
  2023年4月5日ぶん

不定期となるそうですが、これからも時折この欄をお借りして好きなことを書かせていただきます。文章を書くのは頭の体操にも良いですし。

花の都パリが大変なことになってますね。公務員のストによりゴミが回収されず街中に悪臭を放っているそうで、3月末にバリを訪れた会社の同僚は「一日も早く日本に帰りたい」と毎日願っていたそうです。ストの理由は年金支給開始を62歳から64歳に引き上げたことですが、その他にも鉄道の混乱、高速道路の封鎖、発電所のストによる停電、教員のデモ参加による学校閉鎖と影響が広がっているそうです。

さすがは国王ルイ16世をギロチンにかけた市民革命の本家の末裔たちだなあぐらいに考えていましたが、日本では以前に年金開始が60歳から65歳へ5年引き上がった時にも大した騒ぎにはなりませんでしたね。日本にだって徳川の世には百姓一揆というレジスタンスの立派な歴史があるのに、いったいこの違いはなんだろう?などとどうでもいいことが気になり出しました。

私の勝手な考察では、どうやら根本的なところに違いがありそうです。フランス人は労働は神からの罰として捉えていて、できる限り早仕事を辞めて老後は妻とバカンスしたいと考えています。フランス人の労働観、人生観と言って良いでしょう。翻ってわが国日本では、妻側は60歳でリタイアされて家でゴロゴロされては堪らない、夫側は家で妻に粗大ゴミ扱いされるぐらいなら外で働きたい、この二つのニーズがピタリと合って「65歳への引き上げ?まあ良いじゃない」となったようにも思えます。

まあ、そもそも日本人は働くことを美徳と叩き込まれていて、生涯現役社会を受け入れているわけですから、、他の国からは理解されない稀有な民族かも知れませんね。

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