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夢路より(叙情歌)

「夢路より」→夢見る人 1862年 アメリカ フォスター作曲 (作詞者不詳) フォスター歌曲の中でも、かなり有名な曲ですね。35歳の若さで亡くなりましたが、亡くなる頃は、かなり悲惨な生活をしていたとか、、この曲は亡くなった後に発表されたそうです。八分の9拍子 → 通常 聞くことのない拍子で、実際のところ良くわかりませんが、三拍子だけは分かります。(苦笑)日本での訳詞者は「津川主一」 とても弾きやすい、とても大好きな楽曲のひとつです。

夢路より かえりて
星の光 仰(あお)げや
さわがしき 真昼の
業(わざ)も今は 終わりぬ
夢見るは 我が君
聴かずや 我が調べを
生活(なりわい)の 憂いは
跡(あと)もなく 消えゆけば
夢路より かえりこよ

海辺より 聴こゆる
歌の調べ 聴かずや
立ちのぼる 川霧(かわぎり)
朝日受けて 輝(かが)よう
夢見るは 我が君
明けゆく み空の色
悲しみは くもいに
跡もなく 消えゆけば
夢路より かえりこよ

埴生の宿(叙情歌)

「埴生の宿」(はにゅうのやど)は、英国のイングランド民謡で、とても有名ですねえ。「楽しき我が家」~「ホーム・スイート・ホーム」とも呼ばれています。何と、、1823年の楽曲で、ビショップの作曲、日本の訳詞は「里見義」となっています。
この「埴生」(はにゅう)=埴輪(はにわ)ような泥でできたお家(おうち)むしろを敷いて寝るような、粗末な家と説明されています。
あの有名な日本映画「ビルマの竪琴」で出演者の兵隊さんが歌って、さらに一躍有名になりました。素晴らしい映画です。自宅の DVD 置き場の棚を見ましたらありました。1956年度 三國連太郎~安井昌二 主演ぶん

埴生の宿も わが宿
玉のよそい うらやまじ
のどかなりや 春の空
花はあるじ 鳥は友
おお わが宿よ
たのしとも たのもしや

文読む窓も わが窓
瑠璃の床も うらやまじ
きよらなりや 秋の夜半
月はあるじ 虫は友
おお わが窓よ
たのしとも たのもしや