「後山邦秋」さんからのコメントです。
２０２１年３月１１日ぶん
＿＿＿＿＿＿＿＿
ご無沙汰してます。ブログは毎日楽しく拝見させて頂いてます。震災から１０年、様々な思いが脳裏を過りますが、今更のように、諸行無常を感じます。歯は大切にして下さい。私は楽器を吹きますから、歯にはかなり神経使ってます。楽器にもよりますが、尺八奏者に取って前歯は命なんです、入れ歯になったら多分吹けなくなるでしょう。指にも神経使います、重たい物は極力持たないようにするとか、プロ意識がそうさせるのですが、結構厄介です。
後何年吹けるかわかりませんが、皆さんから「邦秋」最近音がしょぼくなった！と言われたら幕引きかも知れませんね。今のところ、生徒の皆さんにはまだまだ負けない音出してますから大丈夫でしょう。結構負けず嫌いですから、それなりに努力はしてますが、何処まで踏ん張れるか、日々自分との戦いです。
山中の賊を破るは易く、心中の賊を破るは難し。王陽明の言葉が身に染みる毎日です。
どうかご自愛ください。
↑「後山邦秋」さんからのコメントです。
「下関国際」の素晴らしい闘いに感動しました。（８月１８日 甲子園球場 準々決勝戦 優勝候補筆頭の「大阪桐蔭」を、５－４で大逆転勝利！）
坂原秀尚監督は子供の頃から 知ってますし、ご両親とは数十年来の友人で、感激もひとしおです。彼が「下関国際高校」の監督に就任した当時の事を思えば、今の状況は、奇跡に近い感じがします。苦闘と努力の中に、本物の人生があると思います。更なる歴史を作られると確信しながら、応援したいと思います！
尺八の世界の話しになりますが、突然巧くなると言うことはありません。どちらかと言えば、修業に近い物がありますから 一つ一つを根気よく積み上げて行くようなもので、1日1日の営々たる努力の上にしか 成し遂げることの出来ない世界があるように思います。自分が感動する音色を出すには、（正に）ミリ単位のギリギリのところを責め続けるしかない！と 思う今日この頃です。