「エレクトーン」に挑戦!(ベルコ)

先日、「エレクトーン」を演奏する機会がありました。長姉の伴侶の葬儀があった際、(シティホール新椋野)「ベルコ」=家族葬 勇気を出して演奏を願い出ました。快く承諾してもらい、「お通夜」につき、演奏担当者がおられず、(音が出ない=接続が分らない)あくる日の「葬儀当日」少し早めに行ったところ、支配人さんが(車を降りるなり)待ってました、、、「どうぞ」とばかり、OKを頂戴しました。

さすが葬祭業界の最王手、会場もきれいで、スタッフさんの対応も(おおむね)100点満点、この業界の熾烈な競争を感じましたねえ!お若いプロ奏者の方が、すでに演奏中でした。なんでも(故人が)地元演歌歌手「山本譲二」さんの大ファンだったそうで、曲も「山本譲二」さんの曲でした。

話が通してあったようで、即座に選手交代です。まあ、こちらの事情も説明し、厚かましくも演奏をスタートしました。エレクトーン(二段式)確かYAMAHA 葬儀場ですからそれなりの音響等はセットされており、「家族葬」のため、完全に内輪だけの出席者でした。(丁寧に静かに、、)

〇「仰げば尊し」2 「主は冷たい土の中に」2 「アニーローリー」2 「夢路より」2「テネシーワルツ」2 最後に「ヘイジュード」1  そのほか数曲(時間にして)40数分間、演奏させて頂きました。葬儀場での演奏は(実は)2度目なんですね(前は、菊川町 典礼会館)。前回は(ほぼ)誰にも気づかれず、良くできましたが、今回はさらに出来栄えよく(かなり ゆっくりと、心を込めて弾きました)とても良い体験になりました。感謝!感謝!

1 thought on “「エレクトーン」に挑戦!(ベルコ)

  1. 児玉進矢

    ド田舎会長のエレクトーン話、良いですね。私は “からっきし” 音痴で音楽を語ることができませんので、今回は絵の話を。

    先日、バンクシーの「愛はゴミ箱の中へ」が25億円で落札されました。パンチの効いた風刺画を描く正体不明のイギリスの画家。なんともクールですね。

    ヨーロッパの絵画は長い間宗教画が主流で、画題もキリストや聖母マリアで、そのうしろに羽根をつけた天使が飛んでいるというイメージしかありません。敬虔なクリスチャンからは叱られそうですが、聖書を読む教育を受けていない異教の民にとっては退屈なシロモノです。まあ、曼荼羅をキリスト教徒が見ても意味がわからないようなものでしょう。葬式の時だけにわか仏教徒になる私も全く理解出来ていませんが。

    その点、19世紀フランスの印象派の絵は生身の人間であったり、花や果物といった静物や、海や川や街の風景であったり、宗教とは無関係なテーマで自由に描かれていて飽きがきません。素晴らしい数々の作品の中でも私がひとつ選んで部屋に飾っているのは、マネの「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」です。このベルト・モリゾ自身も印象派の女流画家で立派な絵を描いているのですが、彼女はマネの同僚画家であり、モデルであり、愛人でもあったと言われています。たぶん、マネがあまりにチャーミングに描いたからそんな噂が立ったのでしょう。確かに、よくある貴族の高慢そうな奥方様を描いた作品にはない色気を感じます。

    ところで最近、美術館で良いなと思うことがあります。ほとんどが予約制かつ人数制限しているので、ゆっくり回れて、しかも絵の真前まで辿りつけることです。コロナ禍のおかげでこれが標準になってくれないかなと願っています。

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。