日別アーカイブ: 2023年1月7日

JET STREAM(音楽のある風景)から ㈱燈音舎     NO・26

☆ナレーション:城達也

遠い地平線が消えて
深々(ふかぶか)とした夜の闇に心を休めるとき
はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は
たゆみない宇宙の営みを告げています

満点の星をいただく果てしない光の海を
ゆたかに流れゆく風に心を開けば
きらめく星座の物語も聞こえてくる
夜の静寂(しじま)の何と饒舌(じょうぜつ)なことでしょうか
光と影の境に消えていった、はるかな地平線も
瞼に浮かんでまいります(以下略)

======

DISC4  ババリアの空の下

◎エデンの東  /  ビクター・ヤング(DISC4)ババリアの空の下

『楽曲解説』

1955年のアメリカ映画『エデンの東』の主題曲で、レナード・ローゼンマンが作曲しました。これはジェームス・ディーンの衝撃的なデビュー作として有名な映画ですが、音楽のローゼンマンもこれが映画と関わり始めた、いわばデビュー作なのです。彼はディーンが以前に音楽を習っていたという、いわば先生で、ディーンがエリア・カザン監督に紹介して、初めて映画の仕事に携わった記念作でした。

▽アルフィー  / マントヴァーニ(DISC3)19

『楽曲解説』

1966年のイギリス映画『アルフィー』の主題歌で、ハル・ディヴィッド(詞)とバート・バカラック(曲)のアメリカ人コンビが作りました。映画で歌声を聴かせたのもアメリカ人のシェールで、アカデミー主題歌賞にノミネートされたほど広く支持された曲です。「アルフィー」とは映画の主人公、マイケル・ケインが扮した主人公の名前です。

=======

「後山邦秋」さんから頂戴したコメントです。
    2023年1月5日ぶん

私が始めて観賞した洋画が「ひまわり」でした。学校が神奈川県に有りましたので、帰郷の時 大阪で途中下車、当時はオールナイトなんてのがありまして、映画館で一泊って感じでした。映画の内容は勿論ですが、背後に流れる曲に痺れました。愛別離苦と言う言葉を思い知らされた映画でしたね。最近この曲の楽譜を取りよせて、尺八で吹いてます。尺八で吹く「ひまわり」なかなかいい感じです。様々な思いをどこまで、音で表現出来るか、挑戦状をたたきつけられた感覚で向き合っています!