「藤本貴司」さんから頂戴したコメントです。

「藤本貴司」さんか頂戴したコメントです。
   2023年5月28日ぶん

こんばんは、今日の昼食は懐かしの「美祢定食(410円・刑務所の受刑者食事)」を久方ぶりに食べました。コロナ禍でずっと外来食堂を営業していませんでしたからです。
今日は美祢社会復帰促進センター(ご存知の方多いと思います。ここは初犯受刑者対象の民営刑務所です)で「矯正展」が何年かぶりに開催され、かなりの人出で賑やかでした。美祢定食は限定60食、食券が午前11時から開始で30分ごとに食堂客入れ替えて販売され、運よく正午からの食券購入できました。おかげさまで久方ぶりに美祢定食のご飯麦飯を美味しくいただきました。
会場ではキッチンカーやテント販売のうどん、カレー、ポテトチップス等々とてもにぎわっていました。
センター内にある保育園(刑務所施設内にありますが、園児は受刑者の子どもではなく、地元住民の園児とセンター職員の園児)も全国的には珍しいでしょう。イベントでは保育園園児や地元小学校の児童も演技もありました。
矯正展ということで、各地刑務所の製作品展示販売もありましたが、のぞきませんでした。のぞくとつい衝動買いしますので、特に木工製品は格安で過去アレコレ買って帰り、大半が粗大ゴミ扱いとなり、大半始末しました。
まあ、以前の平穏な賑わい、日常生活が訪れることが今の一番の願い、思いを感じた1日でした。

「児玉進矢」さんから頂戴したコメントです。

「児玉進矢」さんから頂戴したコメントです。
   2023年5月23日ぶん

西日本に住んでいらっしゃる人にとって、北関東はどこに何県があるのかはっきりしない地域のようですね。中でも栃木県は場所からして明確に指し示すことが難しい県です。しかし、日光と言えば昔から「日光見るまで結構言うな」と言われるほどに東照宮で人気の観光地です。そんな日光に行ってみました。

東京から高速使えば2時間ぐらいでいろは坂を登って中禅寺湖畔に到着します。ここには明治の初めに建てられたイギリス領事とイタリア領事の別荘が隣接して残っていますが、これがとてもハイカラで眺めが素晴らしいんですね。目の前に遮るものなく中禅寺湖、左に紅葉の時期にはとても美しい八丁出島、右に男体山があって正面奥に雪を頂いた群馬の山々が鎮座している姿は絵画の世界です。なんでもこの風景はスイスのレマン湖畔やイタリアのコモ湖畔とそっくりなんだそうです。両方とも行ったことはありませんが、ヨーロッパから来たかつての外交官たちは、母国の景色に似たこの場所を避暑地に選んだのでしょう。私もしばしこの風景に見とれていましたが、どうしてこんなに美しいのかと考えたらピンと来ました。スワンボートが見えなかったからなんですね。どうもあの巨大なアヒル(しかも大抵は薄汚れている)が視界に映り込んで来ると、素敵な湖面が一気に庶民的になってしまうからなんですね。

もう一つの目当ては日光金谷ホテルという創業150年の老舗です。何が凄いかというと宿泊した方々の顔ぶれなんです。アインシュタイン、ヘレン・ケラー、アイゼンハワー、インディラ・ガンジー、日本人でも新渡戸稲造、白洲次郎、湯川秀樹、吉田茂などなど。設備は古めかしいけれど、築き上げてきた歴史そのものが売り物になってるんですね。彼らが泊まった部屋番号が記録に残されていて、「今夜あなたが泊まる部屋がそうなんです」と言われたらテンション上がりますよね。窓枠の錆や木造床のギシギシ感が却って好ましく感じられるのもこうした歴史があるからなんでね。