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「児玉進矢」さんから頂戴したコメントです。

「児玉進矢」さんから頂戴したコメントです。                          2024年2月24日ぶん

東京フィルハーモニー交響楽団を溜池のサントリーホールで聴いてきました。曲はベートーヴェンの「田園」とストラビンスキーの「春の祭典」。CDで聴いたりテレビで観ると100%寝落ちするでしょうが、ライブ演奏は全く別物ですね。ひたすら感動しっぱなしでした。

100人近くが一斉に出す音にはド迫力がありますが、一人のフルートが静寂の中で奏でる音は凛として美しいし、指揮者のタクトに合わせて楽団全員の一糸乱れぬ動きはあたかも一つの生き物のようです。2,000人の観客が咳払い一つせず結構な緊張感で聴き入っているこの場所は、戦争が起き醜聞が蔓延る俗世界とは無縁の世界でした。ユートピア、シャングリラ、桃源郷です。

それにしても作曲家というのはどういう頭の構造をしてるんでしょうね。メロディを作るだけならともかく、何種類もの楽器それぞれの楽譜を書いて、それが全体として調和して、しかも色んな情景や物語を表現し、最後は一気にクライマックスに持っていく。まあ平凡な言い方ですが天才と呼ぶべきでしょうね。自分の残した曲を後世の何億という人が聴いて感動しているということを彼らが想像していたかどうか分かりませんが、もしあの世で会えたならブラボー!と声をかけてあげたいです。