☆ナレーション:城達也
遠い地平線が消えて
深々(ふかぶか)とした夜の闇に心を休めるとき
はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は
たゆみない宇宙の営みを告げています
満点の星をいただく果てしない光の海を
ゆたかに流れゆく風に心を開けば
きらめく星座の物語も聞こえてくる
夜の静寂(しじま)の何と饒舌(じょうぜつ)なことでしょうか
光と影の境に消えていった、はるかな地平線も
瞼に浮かんでまいります(以下略)
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Disc1
NO.3 オー・シャンゼリゼ / レイモン・ルフェーヴル
〇楽曲解説(JET STREAM)から(筆者)転記↓
1963年にアメリカ出身のジョー・ダッサンが歌ってヒットさせた曲をシャンソン化したもので、曲名の“シャンゼリゼ”からの印もあって、多くの人がフランス製の曲と思い違いをしています。しかもダッサンが歌う前に、ウィルッシュ&ディーギャンのコンビが作詞・作曲した「ウォータールー・ロード」という英語の歌が原曲と言いますから、混乱してしまいそうですね、、、。でも、今はシャンソンとして通用しているのですから、それでいいのではないでしょうか。
(筆者注)上記DVDとCDの音源は異なります。↑
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NO.4 ある恋の物語 / エドムンド・ロス
〇楽曲解説 (筆者 転記)↓
1955年に中米パナマのカルロス・エレータ・アルマランが作曲したボレロです。この人は作曲家ではなく、実業家だったそうですが、愛妻が亡くなって悲しみに暮れていた時、ふと このメロディーが浮かんできたといいます。単にメロディーが美しいだけでなく、その奥から哀愁を感じさせるのは、このエピソードを知れば理解できるでしょう。発表の翌年には、早くも日本に紹介されています。