日別アーカイブ: 2014年2月22日

(2月の)おみやげ   ①  ☆海外(輸出~貿易)中古車事情

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《独り言》 昨日の金曜日、久しぶりに「KCAA」オートオークションに出かけました。このたびは、下取りした中古車を4台ほど出品する為です(10万キロ以上の多走行車+10年以上経過した低年式車。言わば売る=換金 ですね。4台出して全部売れました。最近は(ことのほか)ネットによる中古車売買が盛んで、会場に来なくても(登録業者は全国どこからでも)購入(落札)することが出来ます。それと、中東系~南アジア系からの(拠点を移した日本在住バイヤーによる)入札も頻繁であり、たまに行きますと、時代の変革に驚かされます。バイヤーは日本語ペラペラ、日本の運転免許証保持、日本での正式な会社登記もしていますよ!

・昨日の4台の内(弊社出品ぶん)、海外バイヤー(いわゆる貿易と言う)らしき落札が2台ありましたねえ(ドバイ経由アフリカ行き?)!走行が10万キロになると、日本国内での売買は急激に価格が下がります。言わばマトモな値段(正当な相場)では売れません。この「貿易=輸出」では、走行㌔はそれほど問題ではなく(20~30万キロでも問題なく)、トヨタ系が強く、4輪駆動車(ジープ系~軽トラの四駆)やワゴン車など、(参考までに)一年前、ミャンマーの軍事?政権が、日本中のトヨタ・ハイエースバン~ワゴン を買い漁った事例もありましたねえ(当時、日本からハイエースの中古車が消えたとか?)。日本車は性能が良いので、これからも世界の自動車市場において、優位に立つことでしょう。妙な所で世界の経済情勢を、敏感に感じ取ることが出来ます。

・国によっては「完成車」言わば、「車の原型がある車輌の輸入」を認めない国もあるようで、其の場合、解体部品として(パーツに別けたり、切断したりして)コンテナにて(部品や鉄くずとして)輸出するバイヤーも多くいますね。その後、海外(現地で)再び組み立てて自動車として売るのですね。解体業者の処には、そのチームが常駐(寝起き)しており、あっという間にバラしてコンテナ入りとなるのを目撃したことがあります。日本の自動車産業は、走るための車の生産(売買)だけでなく、その部品から、その鉄くずに至るまで、高級品として重宝されているのです。日本のスクラップ車が、海外では高級な自動車(部品も含めて)として(現地では)高値でアキナイされているのです。