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「児玉進矢」さんから頂戴したコメントです。

「児玉進矢」さんから頂戴したコメントです。2023年8月30日ぶん

2025年大阪万博の開催が難航しているようです。私にとっての大阪万博と言えば、ちょっと不気味だけど存在感MAXの太陽の塔がでんと鎮座し、アメリカ館で月の石やアポロ宇宙船を見るために何時間も並んだ幼い記憶が蘇ります。児玉少年の1番のお目当てはフジパンロボット館でしたが、あまりの待ち時間に親が耐えられず見ないまま帰ったことが今でも残念な思い出です、、まあ、日本中が希望に満ちていた時代の残像ですね。

もともと万博は産業革命後のヨーロッパ列強が自国製品を海外にPRする目論みから始めたようです。フランスは美術大国を目指して開催し、その時日本から出展した浮世絵がフランスでジャポネスクとして大流行しました。ゴッホが葛飾北斎の影響を受けたくだりはあまりに有名ですね。

でも今の世の中、海外の製品はAmazonで何でも買えますし、世界の名画もネットでいつでも観られます。国境を越えたグローバル生産体制もできています。1ドル360円の固定相場制も今は昔、我々庶民であっても頑張れば海外旅行に行くこともできる時代です。そう考えると、今のこの世に箱物建造物の展覧会が必要なのかは???ですね。すでに歴史的な役割を終えているように私には思えますが、、大人の事情とやらで今更やめるわけには行かないでしょうね。

 

 

「井上 想」君からの手紙 ④(原文のまま 転写・掲載 1~9ページ ぶん)

ネパール政府と共同して活動する提案を、数年来  何度もして来ましたが、汚職国家のネパールでは 官僚たちに文化への興味や素晴らしい芸術の振興への関心は皆無で 頓挫を繰り返してきました。                                          その代わりに、拙者に無期限の労働者ビザを発給してくれました。我々のような零細音楽学校の校長として  外国人にビザが発給された例はなく、これだけでも活動は後押しされました。おじさまに援助を不躾にお願いしたのは  以上のような活動をさらに強化してゆきたいからなのです。肝心なことは、今日も自分の芸術を鍛錬してゆくこと。そして、消滅が迫っているインド大陸の千年来の智恵が集積され秘蔵された芸術のドゥルパドを 次世代に確実に渡してゆくこと。(7ページ目)

拙者はドゥルパドに伝えられた音の知識と情報は、間もなく世界の遺産に成ると確信しているので、自分は師匠に  伝道者として期待もされていたので、(師匠は2019年に逝去)演奏に呼ばれるのを待っていては、もうあまりに残された時間は少なく、自分からもっと世界に赴いて、その価値を評価して欲しいと思っています。井上想が強くなれば、芸術にそしてその波及効果として インド ネパールの差別社会や「人間  金を稼いで死ぬだけ」という退廃的な生き方や  子ども達への希望にも 大きく影響を与えることが出来るので どうかおじさまのお力を借して下さい。(8ページ目)

拙者の泣けなしの収入は すべて音楽の明日の為に消えてゆきます。蓄財など想像できたこともありません。しかし今をこうして生きている間は、よりよい音のために そして そのよりよい音が回り回って社会を変え、人の感じ方や思想に影響を与え歴史を変えてゆきます。今回は叶いませんでしたが、おじさまには  生の音の振動を感じていただき その真贋を見抜いていただきたいと思います。乱筆乱文お許しください。世界を変える音のために  どうか おじさまの力を貸してください。お願い申し上げます。~~(終わり)

二〇二三年七月三日                                    井上 想 (9ページ目)