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「児玉進矢」さんから頂戴したコメントです。

「児玉進矢」さんから頂戴したコメントです。                         2024年5月12日ぶん

水戸にある偕楽園を訪れました。言わずと知れた日本三名園の一つ、水戸徳川家の九代目斉昭公が造られたそうです。T社でお世話になった先輩が十五代目当主なので、彼の曽祖父の曽祖父にあたる方です。その先輩もちょんまげが似合いそうな立派な面立ちでした。

さて偕楽園ですが、まず名前自体に領民に対する思いやりが表れてます。この園で皆で楽しもうよということでしょうから。そして中に入ると当時の粋を尽くした庭園なんだと思いましたね。門をくぐると右に鬱蒼とした杉木立、左に孟宗竹林が広がり幽玄の趣。そこを抜けて中門をくぐると明るい高台に出て、そこは一面の梅林。眼下には陽光を浴びた千波湖がキラキラ光り、それを眺望できる場所に銀閣寺を大きくしたような侘び寂び感満載の木造建物。当時の人が想像する極楽浄土かも知れませんね。

水戸の殿様はここに領民を招いて歌会や宴を開き、春は花見(桜ではなく梅)、秋はお月見でもして楽しんだのでしょう。今でも入園料は僅か300円、しかも朝の9時前に入れば無料です。水戸市が運営しているのでしょうが、斉昭公の庶民への気持ちが受け継がれているかのようです。さすがは水戸黄門の末裔たちです。