「 天下第一関 」と「 Captains of Industry 」

見出しの「天下第一関」は、下関西高校の「校是」です。そして「Captains of Industry」は、一橋大学の「校是」と聞いています。何処となく、同じような?違うような?そんな気がします。

「天下第一関」は、「万里の長城」の最東端 渤海湾(山海関)東門城楼に掲げられています(明の時代)。下関西高に入学しますと、まずこれを教えられます。まあ、〝 天下第一の関中たれ 〟と言うことですが、下関西高校の前身は「下関中学校」(関中)だったのですね。

一橋大学については、調べてみたのですが、「キャプティンズ オブ インダストリー」 が「校是」になっていました。これは英国経済誌からの文言を取り入れたようです。このたびの、「矢野康治」さん(財務事務次官)が、官僚(最高地位)にもかかわらず、あえて、モノ申した、、、「バラマキ発言」には、あえて、首を覚悟で、これを言わなければ、死んでも死にきれない!いや、これだけは日本全国民(有権者か?)に言っておきたい!その一筋であったろう~と(筆者は)感じましたねえ~

その発言の根底に、この「天下第一関」そして「キャプテンズ オブ インダストリー」が脳裏の中でさまよっていたのでは??まあ、ご本人に聞いてみるしか分かりませんが、、、
☆調べてみて判ったことですが、一橋大学の創立者は「森有礼」(もりあつのり)ですが、薩摩藩ですね!そして(創立時)側近に「福沢諭吉」(中津藩)「渋沢栄一」(幕臣)の存在がはっきりと見えてきました!

国民が主権者ですが、政治家は国民が選びます。官僚は(まあ役人)国民のしもべでしょう。支払うキンスは国民のもの、そして国債発行で膨れ上がった「完ぺきなる借金」これも国民のもの!官僚がキンスを稼ぐのでは無く、キンスが不足し、やむを得ず国債に頼るレベル、、、この図式からすれば、このバラマキ発言!さて、どちらに軍配が上がりますでしょうか!

1 thought on “「 天下第一関 」と「 Captains of Industry 」

  1. 児玉進矢

    ド田舎会長ブログで「矢野財務事務次官」の勇気ある諫言が取り上げられていましたね。私も一言感想を。

    次官の言うことは至極当然です。一部からは自国通貨建の国債なら問題ないとか、国債保有者が日銀だから身内からの借金と同じで心配ないとか、今はバラマキしてでも経済を回さないといけない、などの反論がなされていますが、借金はいつかは返さなくてはならないことは古今東西この世の定理なので、バラマキたいなら財源をどうするかまで政治が考えなきやいけないのでしょうね。そうでないと親が子供に金銭の常識を躾けられませんから。

    まあしかし、公務員の立場でよく言ったと感心します。国士的な思いというか物凄く強い正義感がなければ、普通の人はこんな立ち回りはできません。個人的なメリット・デメリットの判断からは絶対に出て来ない行動でしょうね。セミは数年間地中で幼虫として過ごし、成虫になって華々しく鳴いてこの世に生をアピールできるのは僅か2週間ぐらいと言われています。官僚もそれに似ていて、長い下積みに耐えて上の立場になってようやく世の中に自分の主張ができるようです。今回は、最高のポストに上り詰めた官僚が、総選挙前の最高のタイミングで、最高に強烈な正論を華々しくぶち上げたもんですね。「あっぱれ」をあげたいです。

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