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「児玉進矢」さんからのコメントです。その22

「児玉進矢」さんからのコメントです。
  2021年10月31日ぶん

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ド田舎会長ブログで「矢野康治」財務事務次官の 勇気ある諫言が取り上げられていましたね。私も一言感想を。

財務次官の言うことは至極当然です。一部からは自国通貨建の国債なら問題ないとか、国債保有者が日銀だから身内からの借金と同じで心配ないとか、今はバラマキしてでも経済を回さないといけない、などの反論がなされていますが、借金はいつかは返さなくてはならないことは古今東西この世の定理なので、バラマキたいなら財源をどうするかまで政治が考えなきやいけないのでしょうね。そうでないと親が子供に金銭の常識を躾けられませんから。

まあしかし、公務員の立場でよく言ったと感心します。国士的な思いというか物凄く強い正義感がなければ、普通の人はこんな立ち回りはできません。個人的なメリット・デメリットの判断からは絶対に出て来ない行動でしょうね。セミは数年間地中で幼虫として過ごし、成虫になって華々しく鳴いてこの世に生をアピールできるのは僅か2週間ぐらいと言われています。官僚もそれに似ていて、長い下積みに耐えて上の立場になってようやく世の中に自分の主張ができるようです。今回は、最高のポストに上り詰めた官僚が、総選挙前の最高のタイミングで、最高に強烈な正論を華々しくぶち上げたもんですね。「あっぱれ」をあげたいです。

↑「児玉進矢」さんからのコメントです。