日別アーカイブ: 2013年11月15日

`妙なる音色’ 妙音流・現代尺八(呼夢奏メンバー)  ①   

たえなるねいろ  みょうおんりゅう・げんだいしゃくはち  こむそう

★本日より3連載にて、妙音流・現代尺八集団「呼夢奏グループ」のコンサート風景をお送りします。この「呼夢奏グループ」の代表(創設者)は、(ご存知)豊田町在住の「後山邦秋」氏でありますが、(筆者が)まともにお付き合いを始めたのが2年チョッと前のことです。この尺八の音を出すのは ‘人間の息づかい’ (いわば)口で吹くわけです。通常では音が出るまで半年はかかると言われています。筆者は尺八の生徒ではないので、詳しい論評は不可能であります。ただ、「後山邦秋」師匠 の奏でる尺八の音色は、他の人が簡単に出せないレベルの音色なのであります。これは「絶対音感」の領域の話ではありますが、筆者も少しばかり音感が良いほうなので、人様が出せない音!を認識することが(少しばかり)出来るのです。歌で言えば「声色=ねいろ」でしょうか!尺八は僅か5ツの彫られた穴しかありません。それを息使い~唇の使い方、首の振り方、指の動かし方、などなどで(かもし出される)不思議な音色は、チョッとやそっとでは誰もマネができないのであります。

・「美空ひばり」さんの声もそのような表現と(人がマネができない、魔法のような7色の声)されていますね。身近におられる、下関在住で活躍されている「浜崎むつみ」先生も、人様が出来ない声色(ねいろ)が出せるプロ・ボーカリストであります。全国展開やテレビなどには出演はされてはおられませんが、その声色(ねいろ)は、ほぼ「美空ひばり」さんに匹敵するレベル!であると筆者は認識しています。まあ、誰もが簡単に出せない音、誰もが真似できない音色(ねいろ)(この音に関しては)テレビに良く出るとか、CDが売れるとか、あんまり関係なく、聞く人の感性によるものであります。(残念ながら)この音楽の世界では、天文学的な代償が必要とされます。代償だけでなく、人間的な(様々な)CHIKARA関係、人間関係~などなど、常識では考えられないような(得たいの知れない何か!)を伴わないと、全国区としての(世間で言う処の)俗に言う一流??の仲間入りは出来ないのです。そして、場合によっては莫大な犠牲を払うことにもなるかも?知れないのです。金銭的にも、精神的にも、計り知れない????が必要とされるのですね。

・我々の(ほんの)身近な処に、二度と現れない?「尺八」そして「ジャズ」のプロ:ミュージシャンがおられるのです。ある意味では、我々は(大枚を払わずして)最高レベルの音楽を楽しむことが出来る環境(境遇)にいるのですね。「呼夢奏グループ」のメンバーの皆さん、「浜崎むつみ」音楽教室の生徒の皆さんの、あの!師匠(先生)を仰ぐ(一途な)目の輝きは、その一番の良き証明なのであります。筆者も歳を取ったせいか?最近、つくづくそう思うようになりましたね。何となく(毎日毎日)年月は通り過ぎて行きますが、その瞬間!(いわば)チャンス!を捕らえることが出来るかどうか?ここいらが、運命の分かれ目?かも知れません。人間の一生は(宇宙的に言えば)ホンの瞬間であります。様々な素晴らしい瞬間~瞬間を見逃さないように!精一杯!頑張って生きて行こうではありませんか!
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★芸術の秋 < 音楽祭in夢が丘 >  豊浦町「夢が丘スポーツセンター」

↑  尺八奏者(後列左から)清水尋子 岡田悦子 山本光博 阿川憲治 田邊祐三子 山本義光 西村律子 福原宏樹 熊澤康浩  筝奏者(前列左から)谷口奈津江 津田房江 中島信恵  (敬称略)

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<出演者> ☆妙音流現代尺八奏者 後山邦秋&呼夢奏メンバー ☆生田流宮城社 津田房江 中島信恵 谷口奈津江 ☆ピアノ 後山ちえこ ☆音響 幸音響 若松幸雄 
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<演奏曲目> ①ふるさと・荒城の月 ②鹿の遠音 ③風の丘・エトピリカ ④月光弄笛 ⑤月草の夢 ⑥春の海 ⑦コンドルは飛んで行く ⑧いつも何度でも ⑨川の流れのように ⑩北国の春 ⑪花は咲く