「耕作放棄地」(荒廃農地)について

《独り言》少々難しくそして辛い現実を表題にあげました。最近(この)「耕作放棄地」なる農地(田んぼ、畑、果樹栽培地)が目立ってきた!と言うことです(荒廃農地)。地区によってその様相は(諸々)異なりますが、例えば稲作用の「水田」など、田んぼを放棄(作らない)することは、その周囲の農家(隣人に)に多大な影響(水路維持、除草や害虫駆除など)をもたらす為、「休耕地」=作らないけど耕す(草など刈る)の状態で維持したり、人様に耕作をお願いするなどの手当てをして何とか現状維持を続けています。

・地区によっては、大半の耕作地(農地)が既に森林化している処もあります。これら「農地」「農地法」「減反政策」「中山間事業」「農業法人化」「営農指導」「休耕田」「農地転用」そして「農業委員会」などなど、専門的で奥深い文言(専門用語)の真意を認識する必要があります。(一例、①「耕作放棄地」を「太陽光発電事業」に利用したいのだが、、 ②農家でない一般会社員が相続で「農地」を持っているが、どうしたら良いのか?などなど、、)

・一般的に、農業の担い手(後継者)がいないと言う理由で「耕作放棄地」が増えてきている!と言われますが、ご当地では「害獣」=特に野生シカ~イノシシ による被害によって耕作を諦める理由も結構な数なんですね。古くから「華山」=げさん  や「一位ヶ岳」など、高さ600~700㍍クラスの山間部に生息していた「野生シカ」を保護獣として大事にしてきたツケが、現在の異常な状況になった!と言っても過言ではありません。当該:農林事務所には「自然保護課?」があって「鳥獣保護」と(狩猟やワナなどによる)「鳥獣駆除」の双方相反する行政指導をしているのが現状です。

・毎年、ここ豊田町では400頭以上の「野生シカ」が捕獲(狩猟~鳥獣駆除&箱ワナ)されています。山口県内でも(ご当地は)突出しているのです。県全体で毎年、3500頭くらいの駆除の予定がされているようです。野生イノシシについては(猟友会長に聞いたところ)ご当地では毎年300~400頭を捕獲、県全体では一万三千頭前後とのことです。県全地域では、野生イノシシが圧倒的ですね!さらに(現在では)「野生サル」の群れが増えてきており、新たな難しい悩みとなっているようです。この「野生サル」は、猟友会メンバー(ハンター)は嫌がりますし(同じ霊長類)、そして捕獲が難しい、ワナ(罠)ではつかまらない。防護柵も役立たず、、ハンターも老齢化の現状、さてさて、これからどうなるのでしょうか?

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。