日別アーカイブ: 2016年2月8日

「浚渫」この漢字、読めますか?

《独り言》数日前、「夜間ウォーキング」にて「スーパー丸和」前の歩道(木屋川寄り)を歩いていました。この辺りを歩くことは(通常まず)ありませんね。100%車ですから気がつきません。(歩くと)視界に入ってくるものも(諸々)新鮮味があります。歩道と土手の境界辺りに「看板」がありました。道路工事などで見かける「工事のお知らせ」看板ですね!そこに書かれていた文字が「浚渫」だったのです。(90度位置を代えて両面に書くとか!すれば判りますが、、、)おおよそ察しは付きますが、「浚」の漢字はどことなく「しゅん」とよめます。「渫」となると「よう」?かな?読めませんね。そこは「木屋川」の土手、下関土木事務所の管轄、工事の業者さんは(有)増田組さんですね。そう言えば、その下流域(広瀬橋)で川をさらっていましたねえ!このさらって=浚って なるほど!川も「浚渫」=しゅんせつ と 言うんじゃあ!納得であります。この「渫」=せつ  と言う字は(かなり)難字ですね!当然「当用漢字」ではありませんから、読めないのが当たり前、(さらに)この漢字を書きなさい!と言われて、書くことが出来るのは(一般国民では)ほとんどいないのでは?と推察しますね。

・早速(あくる日)山口県「土木建築部」の「河川課」に電話をして、この字は読めないよ!その他、国民(県民)目線でやるべきでは!など伝えました。電話口に出た青年(県職員)の対応は100点満点、丁重なる問答でした。まあ、この程度の妙な?「伝統」「申し伝え」は良くあることなので、イチ県職員でどうなるものでもなく、これが(俗に言う)お役所目線(お役所仕事)と言われる由縁でしょう。数年前、(地元)中畑の「大井出」=おおいで=殿敷:おおいで=井堰→ダム での河川工事の際、立てられた看板に「頭首工」を整備しています!もしくは「頭首工」をなおしています!そんな看板を見つけたことがあります。そのときも“頭首工とは、いったいなんじゃあ!”と思って、ネットで調べたことがあります。明治の時代に、アメリカから来た言葉(確か?)とうしゅこう「ヘッド・ワーキング」?の直訳日本語(どこかの大学教授が訳したとか、、)いわゆる「土木専門用語」ですね。まあ、このときも周辺を通り過ぎる「町民」「県民」「国民」でこの漢字「頭首工」の意味が解る?人はいないのでは?(土木工事関係者以外ですが、、)と思いました。その時は、地元「豊田土木事務所」(当時)の方が2名こられたことを思い出します。その後、その漢字の下に「殿敷 大井出」の言葉が付け加えられました。明治から100年以上経過して、漢字の意味 漢字が読めない~書けない ことがあるんですね!

・漢字国家であっても、難しい漢字は「ひらかな」で書くか!振り仮名をつけるとか!さらに見易い言葉で書くとか!国民目線での行政で、あって欲しいものです。しゅんせつ=浚渫 については、対応が(近日中に)行われると思います(下関土木事務所からTELありました)。まあ、「川底をさらっています」「川底の土砂を取り除いています」これなら小学生でも判りますね。そう言えば「歩道鋲を付けています」と言うのも見かけました(ホタルミュージアム付近)。工事の責任者らしい方に聞きました。鋲=びょう と言う字を初めて見ました。(既に)他の人からも質問があったそうです。(なんとなんと)日本語(漢字)は難しいですねえ!