日別アーカイブ: 2013年12月9日

我が家の朝食!   ‘35年前の真相!’ 『人生哲学』 其の六

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《独り言》 ここ数日間のブログコメントは、載せるスナップが乏しいのと、隅修三さんとの再会で、思いもよらず昔話になりました。読まれた(ブログを見られた)ユーザーの皆様には、いろいろな所で理解できない?ことに気が付かれたことと思います。少なくとも、家を建てる!、庭を造る!にも「土地の取得」そして「土地の造成」&「2米もの高さ~家の基礎工事」も大事な処。そして建築費用は幾らかかって、それはどのように工面したのか?若造(わかぞう)の33歳の頃ですからねえ?さらに、家の造り(一応和風、数奇屋風?)庭も枯山水風(まあ、池に入れる水の工面が出来なかったためですが、、ボーリングすれども出ず)色々、妙な????が感じられますね。若造の割には、古風な家や庭に関心が強かった!これも、ご先祖さんの影響でしょう。

A,当初からこの時期(昭和53年当時)に家を新築する気はありませんでした。そんなに貯めたお金があるわけでもなく、商売の仲間(地元の商工会青年部数名)と、投資目的で一反の耕作放棄農地(300坪=990㎡)購入したわけです。其の前に、仕事柄、工務店(大工さん)との付き合いがあり、その(売却)土地代で新築の家を建てていただく(言わば紹介)~口繋(つな)ぎをしたわけですね。筆者は、それで(大工さんに)車の購入をしてもらう、3段論法の一つであります。筆者の新築の動機は、この辺りがスタートですね。

B,(当時・購入)土地は完全なる田んぼ、農地転用許可がないと、(元来)農地の売買は出来ないのです。それを承知で仲間5名にて一反の農地(坪単価=3万円)約一千万円(一人200万)で田んぼを購入したのです。現在の場所も、住宅地としては一等地、10年もすれば5倍にはなるだろう?の投資でありました。転用許可など出るわけでもなく(すぐ家を建てるわけでもない)登記上は「仮登記」の状態でした。現在のお隣のSさんは、隣の美祢市に住んでおられました。それを頭金で2000万の新築契約が出来、建築が始まったのです。

C,田舎のこと、まだまだ農地の埋め立てが厳しくないころ(実際は違反)懇意な建設業者さんにお願いして、捨て泥(山を広げた際に出る土砂)を順次入れてもらったのであります。全てタダであります。それから僅かして、どこと無く家を建てようか?と言うことになりました。それこそ、ご先祖さんのおかげでありますが、幼児の頃から自分の所有に登記してあった宅地(実際は畑150坪)=住宅密集地 の売買の話があったのです。そこは、袋小路のような所、地続きのSさんとの売買が成立し、そこで800万~??の資金が出来たのです。この土地は、相続にて、一番上の伯母が(何故か?)3人いた甥の自分にだけ?登記していたのであります。今日を予言していたかのように(商売に向いていた??)それとも(単純に)可愛がっていた(そうらしい?)筆者は未だ1歳か2歳か?そんな年齢の頃であります。知るよしもありません。(現在それ以外、スクラップ置き場の300坪の土地は、そのままあります。=会社から地料が月々入ります。)

D,家を建てるための「頭金」が出来ました。(当時の貯金は300万くらいでしたか?、家内がせっせと貯めていたようです。)真面目に(真剣に)深く考えもせず、いきなり決心をしました。まず、1反=990㎡の半分、(「敷地を)150坪にするには、250㎡(仲間から)買い戻す必要があります。確か?少し上乗せして筆者以外の4名に支払いました。その次に出た問題点、それは土地の「よう壁」であります。小川(青線)水路壁のかさ上げ、隣地との境界よう壁(全て1.5米から2.0米の高さに生コン)このための費用(資金)田んぼに家を建てる場合、こんな費用もかかるのですね。

E,新築の家の価格、実は決めていなかったのです。いないと言うより、幾らかかるか?検討がつかなかった?と言うのが真実ですね。おおよそ、坪単価(大雑把な計算で)当時、40万~50万と言われていました。和風の土壁、石州瓦(島根)、4寸(12センチ角)の台檜の柱52本,  証明器具別、台所別、よう壁別、庭の造作も当然別 などなど、幾らかかるか?見当がつきませんでした。工務店社長(大工棟梁)との話し合い。頭金は750万円、住宅金融公庫(18年償還)から400万借り入れ、勤労者年金福祉事業団(25年償還)からの借入金450万、出せるお金は、合計で1600万しかありません!これでお願いします。

F,45坪の平屋建て、総ヒノキ(台湾ヒノキの無垢=節なし)杉剥き身・丸太「丸ドジ(桁)」4本、屋根は「石州瓦」、屋根じまい(桁)は地物の松、垂木は全てベイ(米)松、出窓は4ヶ所、廊下~広縁(ケヤキ板)、建具(約34枚)は全て「タイヒ=台檜」を使用、こんな大それた新築が始まったのです。その裏技として(口約束でしたが)今後、2年~3年間で、1500万~3000万の和風新築を、10棟紹介しましょう!これがことの真相でした。その後、筆者は新築の紹介に奔走、2000万前後の和風建築を(3年間で8棟までは覚えています。)現在、同じ材料で同じ家を建てたなら、(材料のタイヒが無いので無理ですが、、)軽く見積もっても7000万はかかるであろう!と現在の棟梁(田中清美君)は言っていましたが、、、、。ここド田舎のこと、都会地では???(自分の営業力=人間力? で1000万近く支払った??これが年季奉公なんですね!爆笑)