日別アーカイブ: 2013年11月7日

山口英子さん (大正10年生まれ、 92歳)

★ 弊社のお客様のなかでも、ほぼ最高齢のお母さま。先日、ご自宅へ訪問した際、スナップを撮らせていただきました。ブログに掲載するのも、少しばかり躊躇しましたが、「今までの苦難人生」を(訪問のたびに)伺ったことで、掲載することを決断しました。お名前は「山口英子」さん、1921年1月生まれ(大正10年)御出身は広島県だそうですが、終戦後(大陸から)疎開され、地元:豊田町の開拓団へ入植、苦難に苦難を重ねられ、現在でも(おひとりで)見事に生活を続けておられます。少し足が不自由な所もあるようですが、ほぼ全てが Seijyo で実にしっかりしておられますよ。ご主人は7年前90歳でご逝去、(育てた)お子さんは5名、2人は既に亡くなられ(3名は)、関東~関西~下関(旧市内)におられます。

・弊社から数キロの高台に位置する「松尾ヶ原」と言う「開拓地」であります。入植当初は細い山道であり、水が乏しいため、水田は無理、様々な苦労をされ、最終的には「養鶏業」特にタマゴの生産で、4人の子供さんを大学まで送られました。先日の10月13日、NHKのど自慢(本番)にて(背が一番に高いひと)、 ‘ もしもピアノが弾けたなら ’ を歌われた (有)カギの110番 で有名な「山口博司」社長は、英子さんの末っ子であります。新聞配達などのアルバイトで(見事)大学を卒業されたと伺っています(確か?日本大学?)。(筆者より4歳後輩です)

・お会いして会話が良く弾みます。目も耳も口も大丈夫、全てに勇気を貰えます。お付き合いは(それほど古くは無く)平成になってから、いわば「東京海上日動グループ」関連(生損保)で、25年間の歳月を数えます。先日、最後の最後の契約終了の手続きにお伺いしました。入植当時は、車も通れず、背中にしょって(出来た野菜や梨など)急な坂道を歩いて登って降りて町まで運んだとか!、自分の作ったタマゴは、評判が良かった!借入金の返済も、一度も遅れたことは無かった!その語り口には(並々ならぬ自信がみなぎっていました。)当時の状況は雑木や竹林、雑草などの原生林地域であり、手作業で開墾し、立派な田畑にされたのです。ご主人も(筆者は)良く知っていますが、一年中365日働きづめの方でした。自動車は最後まで無く、確か?ホンダのスーパーカブでしたねえ。五円玉で作り上げた「五重塔」や「平等院・鳳凰堂」などを自慢するのが大好きな方でした。ご自宅へ伺うと、筆者の目が輝きぱなし!でした。「生損保」としてのお付き合いは終了しましたが、お子さんが帰省された際は、レンタカーをお求めになります。これからも、時々(様々な)体験談~人生訓などを聞きに行くつもりであります。まだまだ元気、豪快なお母様ですよ!
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http://sogobouhan.org/tatujin_11.html    →「山口博司」さん(有)カギの110番:代表取締役 紹介サイト